2023年3月16日

1LDK×双子 ベビーベッド戦記(新生児編)

こんにちは、クレマです。

双子が生まれる前、部屋づくりを考える上で大きな悩みだったのが「子どもたちの寝る場所をどこにするか」でした。

  • ベビー布団を床に敷くか、ベビーベッドを用意するか
  • ベビーベッド(布団)は人数分用意するか
  • ベビーベッド(布団)の場所はどこにするか

というのが悩みの主な内容でした。

この記事では、クレマ家が悩んだ末にどのように暮らしているか、今の悩みはなにか、などをご紹介します。ベビーベッドの問題は双子に関わらず悩むポイントだと思いますので、体験談の1つとして参考にしていただけたら嬉しいです。

クレマ家の間取り

前提として、住んでいる家の間取りを簡単に紹介します。2人暮らし用の1LDKで、リビングと寝室を仕切りで区切ることができる(リビングと部屋がひと続きの)タイプの間取りです。残念ながら、部屋はそれほど広くありません。

検討したこと

ベビーベッドか、ベビー布団を床敷きか

まず検討したのは、ベビーベッドを準備するかどうかです。

ベビーベッドを使う場合、以下のようなメリットがあります。

  • 床のほこりやゴミから子どもを守れる
  • 子どもの位置が高いので、おむつ替えや抱っこなどが楽
  • ベッド下にオムツのストックなど子どもの物をまとめられる

ベッド自体がそれなりに大きく、また気軽に動かせないため、どうしても部屋が狭くなる点がデメリットです。ベビーベッドはある程度の高さがあるため、子どもが落下するリスクもあります。

ベビー布団を床に敷いた場合、以下のようなメリットがあります。

  • ベッドから子どもが落ちる心配がない
  • 布団を畳んで片付けることで、部屋のスペースを広げることができる

逆に、ベッドの利点であった部分が布団のデメリットとなります。

  • 子どもが床のゴミやほこりに触れる可能性がある
  • おむつ替えや抱っこで毎回かがむ必要がある

ベビー布団を敷きっぱなしにするなら良いのですが、片付けて部屋を広く使おうとする場合、布団をしまうスペースが必要となります。もちろん、布団は畳める分ベッドよりコンパクトに収まることが多いですが、特に押入れがない部屋の場合は考慮が必要です。

また、お昼寝など取り出して使う機会は意外と多いため、結局敷きっぱなしになってしまうことも考えられます。

これらのメリット・デメリットから、わが家では特に「床のほこり・ゴミから子どもたちを遠ざけたい」という部分を重要視し、ベビーベッドを用意することにしました。

ベビーベッドの台数と調達方法

双子育児においてもう1つ考えなければいけないのが、ベッドの台数です。本来であれば1人1台用意するのですが、1LDKにベビーベッドを2台置くスペースを捻出するのは至難の業です。

まだ子どもたちがベビーベッドで寝てくれるかどうかもわからなかったので、ひとまず子どもが小さいうちは「1台のベビーベッドを横向きにし、2人を並べて寝かせる」ことにし、限界が来たらまた考えるという方針にしました。

また、ベビーベッドは購入する以外にレンタルすることでも調達可能です。ベッドは使える期間も非常に短いので、わが家ではレンタルすることにしました。

ベビーベッドのレンタルにおいて重要なのがベッドの在庫。在庫がないと希望の商品や期間でレンタルできなくなるので、早めに手配を進めておいた方が良いと思います。

ベビーベッドを置くのは寝室か、リビングか

最後に考えるのは、1台のベビーベッドの設置場所です。寝室になっている洋室にベビーベッドが設置できると、子どもたちが寝静まったあとに大人がリビングで過ごしやすくなるのですが、残念ながら洋室もそこまで広くありません(無理やり設置するとクローゼットが開かなくなってしまう……)。

ということで、リビングの中でも比較的安全に設置が可能だった、リビングと寝室の間に設置することになりました。間仕切りは常に開けっぱなしです。うーん、厳しい……。

ベビーベッド設置後の間取り

子どもたちを迎えてみて

無事にベビーベッドを組み立て・設置し、いざ双子育児スタート。このベッドの配置でわが家の育児はどうなったか、選択は正しかったのか、振り返りをご紹介します。

ベビーベッドは用意してよかった

ベビーベッドかベビー布団かで迷っていましたが、ベビーベッドを用意して良かったと思っています。

まず何より、部屋の掃除を定期的に行う余裕がないのです。また掃除をするときにも子どもたちには床から離れたところにいてもらう必要があり、その点でも床から隔離できるベッドが活躍しています。

また、特に子育てに慣れていない時期に、ママが寝ぼけて自分の布団で子どもたちと添い寝をしていると思い込み、布団を寝かしつけたり抱っこしたりすることが頻発しました。そのように寝ぼけているときは、子どもたちが2人ともベビーベッドに寝ている様子を見てもらい、安心してもらっていました。出産前には予期していなかったポイントでもベッドが役立っています。

ベビーベッドはしばらく1台でなんとかなる

ベビーベッド1台を横にして、双子を並べて寝かせていますが、5ヶ月頃まで経過した段階(未寝返り)ではその方法で大丈夫そうです。

ただ、身長がかなり伸びてきていて、ベッドに敷いているベビー布団の横幅70cmと比べるとかなりキツキツ。少し斜めに寝かせることもありますが、寝かせる位置によっては足が柵に当たってしまいそうになったり、2人寝かせた時にそれぞれの手がぶつかってしまったりしています。それでも育児はできているので、意外となんとかなるなと感じています。

なお、いただきもののベッドガードを使っていますが、子どもを守れることはもちろん、ベッドに寝かせた時にベッドガードのキャラクターを見て楽しんでいたりすることもあり、つけて良かったなと思っています。(以下の画像は別の商品です)

どうしても気になる、夜中のキッチンの音

ベビーベッドとキッチンを遮るものが何もないため、子どもたちが寝ついた後に大人が晩ご飯を用意したり、夜間授乳の準備をする際に出る音が気になります。

極力静かに過ごすようにはしているのですが、水道から出る水の音、冷蔵庫から袋ものやジップロックした食材を出す時の音、ラップを切る時の音など、静かだと響いてしまう生活音はたくさんあります。ほかに部屋がないので仕方ないのですが、かなり気を遣って生活しています。

なお、リビングは子どもたちが寝ているので暗くしなければならず、会話もままならないため、大人たちは洗面所に折りたたみの机を広げてご飯を食べています。ちょっぴりキャンプ気分で、これはこれで楽しい…?

いよいよ寝返り

ベビーベッド1台に並べるのが難しくなりそうな時期になると、寝返りができる子が出てきますね。うちの子どもたちも一生懸命寝返りしようとしていて、そろそろできるようになるのかなと思っています。

寝返りができるようになったら、さすがにベビーベッド1台に双子を並べるのは難しいと思っているのですが、相変わらずベッド2台を置くのも難しいため、床に布団をひいて寝るスタイルに切り替えようと思っています。(そういう意味では半年間のレンタルがちょうど良かったです)。

ということで、ベビーベッドではなくなりますが「ベビーベッド戦記」はまだ続きます。しばらく過ごしてからまた様子をお伝えしますね。

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